心のメンテナンス を気にしたことはありますか?
強いストレスを感じる出来事がないと心のケアを意識することは少ないと思いますが、心は日々めまぐるしく動いています。
いつもきれいな心でいたいと思ったら、定期的なメンテナンスが必要になってきます。
今回は、そのための秘訣を紹介します!
心のメンテナンス の必要性
「子供はきれいな心を持っている」という表現を目にしたことがあると思います。彼らには偏見がなく、忖度や善悪、危機管理などの判断基準もなく、興味が惹かれるままに行動しています。
無限の視野を持っていると同時に、すごく狭い視野の中で生きているわけですが、そこから成長する過程で様々なことを学び、視野には枠ができていきます。そして今度は反対に、枠の中で広い視野を持つようになります。
きれいな心とは、視野の枠を外してあらゆる価値観の存在を受け入れ、それを尊重できる状態です。
こうした状態にいると、自分自身も他者も同じように大切なものとして感じ、些細なことにも感謝を覚え、物事のポジティブな面に目が向くようになります。
それならば、いつも心をきれいに保っていたいと思いますよね。そのために日々のメンテナンスが必要となってくるのです。
心をきれいに保つ秘訣
では、なにを心掛けたらいいのかという話ですが、その前に一つ質問があります。
あなたは、自分の部屋や家をきれいに保つ秘訣ってなんだと思いますか?
こまめに掃除する。使ったものはすぐに片付ける。余計な物は購入にしない。など、いろいろな方法やアイデアがあると思いますが、効果があるのは頻繁に人を招き入れ、自分も人の家を訪ねることです。
大抵の人は、人が来る前には少しでもきれいにしようとします。また、訪ねた家のインテリアや収納のコツなど、素敵だと思うことを取り入れようともします。
心に関しても同じことが言えます。
人を招き入れる時、自分の心は整理されていきます。そして人の心に触れる時、新しい考えや視点が養われていきます。
あなたがあなたの心をきれいに保ちたいと思うのであれば、積極的に心を開いて人を招き入れましょう。そして、自分も恐れずに人の心に飛び込んでいきましょう。
それが心をきれいに保つ秘訣です。
なぜ 心のメンテナンス になるのか
ドイツの哲学者イマヌエル・カントは、人間は良心の声に従っている時が最も自由な状態であり、背徳・反モラル的な行為をしている時は、当人は「自由」と思い込んでいるだけで、実際は悪しき価値観の支配下に拘束されていると言っていますが、僕はその良心がどこに由来するのかによると考えています。
文化が異なれば「正しい」とされることも変わってきます。そして、その刷り込まれた正しさから生まれた良心に従って動くこともまた、価値観の支配下に拘束されているというわけです。
これまでの人生で刷り込まれた良心ではなく、あなたの心が本当にそうしたいと思う良心を知り、それに従って素直に行動することができれば、気持ちのいい毎日が訪れます。
そして相手がなにを拠り所として行動しているかを理解することで、ストレスや不安から解消されていきます。
日々人の心に触れ、自分の心に招き入れることは、毎朝のストレッチのようなもので、継続的に心のメンテナンスをしているということになるのです。
まとめ
心も体も、不調を感じてからケアするのではなく、定期的かつ継続的なメンテナンスが必要です。
心を閉ざして、自分の中だけで整理を続けていると、凝り固まった思想が生まれてしまいます。
一見きれいに見えるかもしれませんが、実はものすごく偏っていてその偏りによって他者との摩擦が発生し、ストレスを感じたり理解されない不満を抱いたり、不安が生まれてきます。
いつも安定した気持ちで心をきれいに保つために、積極的に心を開いて人を招き入れましょう。そして、自分も恐れずに人の心に飛び込んでいきましょう!
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