NOの伝え方と受け取り方  素直になる 5つのコツ

NOの伝え方

NOと伝えたり受け取る際には、 素直になる ためのコツがあります。

断りづらい、断られるのが嫌だ、そう感じている人はこのコツを意識してみてください。

NOの伝え方

NOを伝える際には

・気持ちを明確にする

・感謝を伝える

・理由を伝える

この3つを意識しましょう。

伝える

気持ちを明確にする

まずは、自分の気持ちを明確にすることが大切です。嫌なのか、どうでもいいことなのか、好きなのか、実は自分でもわかっていない人はたくさんいます。

嫌だと思うことの裏には、自分にとって大切にしていることが隠れています。

嫌だと思いたくない!と、自分の感情から目を背けていると、なにを大切にしているのか見落としてしまいます。そしてNOと言うことができず、苛立ったり相手のせいにしてしまうのです。これでは相手からしたら、なにが起きているのかさっぱりわかりませんよね?

何が大切なのかがわからないと、逆にどうでもいいことも見えてきません。自分の境界を知ることが、NOと伝えるための第一歩なのです。

日々自分の感情を観察することを習慣つけましょう。

感謝を伝える

誘いを断る場合にはすんなりと感謝を伝えているかもしれませんが、頼みごとやこういう行動をしないでと伝える際にはどうでしょう?まず断りや文句が先に出ていませんか?

何かを頼むということは、あなたにその能力があると買ってくれているわけです。あなたならできると。また、誰かの行動が目についた時も、その人はその人なりの理由があって行動しているわけです。

NOという前に、まず感謝の言葉を伝えましょう。

理由をつたえる

NOと伝える際には、必ず理由を添えましょう。

あやふやなまま感情だけを伝えても、相手はきちんと受け取ることができずに戸惑ってしまいます。

その理由が相手にとって正当である必要はありません。あなたがなぜ嫌だと思うのか、どうしたいのかを正確に伝えることが大切です。

NOの受け取り方

受け取る

NOと伝える以上に、受け取る方が苦手だという人は多いと思います。

・NOは否定ではない

・感謝する

この2つを意識してみましょう。

NOは否定ではない

皆さんがなかなかNOと言えない理由の一つに、「相手にNOと言われるのが嫌だ」という気持ちがあると思います。

自分が嫌だと思うから、相手にも言いづらいと感じてしまうんです。

では、なぜ嫌だと感じるのでしょうか。

誰かからNOを受け取る時、多くの人は「自分の考えを否定された」「存在を拒否された」と考えてしまいます。

しかし、先日もお話ししたようにNOと言うことはその人が100%自分に誠実でいるということであり、それは相手があなたに対しても100%誠実にいてくれているということなのです。

例えば、良かれと思って手伝った事が相手のやりたいと思っていたことの妨げになったり、本当は行きたくないと思っている集まりに気を使って参加してくれた人が楽しんでいない様子をみかけた時、あなたはどんな気持ちになりますか?

正直な言葉を聞かせて欲しかったと思いますよね。

相手はあなたの提案や行動、誘いなどを否定しているわけではないんです。ただ、考え方や好むことが少し違うというだけのこと。そして誠実にそれを伝えてくれているのです。

感謝する

誰かがNOと言ってくれた時には、自分を否定したり傷ついたりするのではなく「自分の素直な気持ちに正直でいてくれてありがとう」と感謝をもって受け取ってください。

感謝と共に相手のNOを受け取ることができるようになると、あなた自身がNOという事への抵抗もなくなっていきますよ。

受け取る

まとめ

NOと伝える時には、まず感謝を伝えて必ず理由を添えましょう。そして受け取る時には、否定されているのではないと受け止め、感謝を持って受け取りましょう。

素直でいることは、ストレスを溜めないことにも、現実を変えることにも繋がります。

そして、NOと言うことがどんな意味を持っているか、どれだけ大切なことなのか、周りの人にも伝えてください。

同じ意識を共有するということは、それが当たり前になっていくということです。あなたの周りに自然と行動できる人が増えていきますよ。

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浅井 俊論
浅井 俊論 コンサルタント・投資家・リベル瞑想創始者
株式会社マスターズビレッジ代表取締役
元シンガー。 ボイストレーニングスクールと投資スクールのスタートアップに参加後、経営者のメンタル コンサルティングと物販事業を柱に起業。 ホールネス心理学をベースにした技術と独自の理論により、表面的に問題を取り除くのでは なく、問題の原因を探り解決に導くカウンセリングを得意とする。 心理学・精神世界を勉強する中で瞑想に興味を持ち、既存の瞑想では飽き足らずに独自のメ ソッドを構築。 起業から2年で自社以外に、2つのグループ会社を持つまでに成長させた経営者でもある。

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