スタンダードを上げる コツ  ホメオスタシスを書き換える

スタンダードを上げる

夢を叶える人の秘訣として スタンダード を上げる という話をしましたが、実はこれには コツ があります。

ホメオスタシスという言葉にはあまり馴染みがないかもしれませんが、脳の持つ機能の一つです。

この機能が、せっかくスタンダードを上げようとしているのに足を引っ張ってくるのです。

ホメオスタシスを理解して書き換えることが、スタンダードを上げるコツですよ!

スタンダードを上げる コツ  ホメオスタシスを理解する

人は自分が定義している”普通”に沿って現実を創造しています。

どういうことかというと、たとえばお金は働いて稼ぐのが普通だと思っていると、お金でお金を稼ぐという現実を排除してしまいます。これはこのメディアでも度々お伝えしている観念による制限です。

また、こういった経験もあると思います。

若い頃に夜型の生活を続けていて、社会人になってから規則正しい生活に切り替えたけれど、ふとした拍子に生活のリズムが崩れて夜型に戻ってしまう。

朝型夜型

このような現象を引き起こしているのが、ホメオスタシスという脳の機能です。ホメオスタシスは、日本語で恒常性維持機能といい、体温や血液中の酸素濃度などの生理状態が一定するように調節し、自分にとっての平常な状態を保とうとする性質のことです。

生理状態のみに限定されていればいいのですが、この機能はあらゆることに対して作用します。

つまり、自分にとっての普通から外れた現実が訪れた時に、元の状態に戻そうという力が働いてしまうのです。たとえそれがステップアップだったとしても。

そこで、まずホメオスタシスを書き換えてから行動するということが、スタンダードを上げるための必勝パターンなんです。

スタンダードを上げる コツ  ホメオスタシスを書き換える

では、どのようにホメオスタシスを書き換えていくかというと、ポイントになるのが臨場感です。

ホメオスタシスが認識している”普通”は、過去の経験や今の現実など、体験がベースになっているため臨場感が伴っています。ホメオスタシスに自分が望む状態を”普通”として認識させるためには、同じように臨場感を持つことが必要です。

そこで力を発揮するのが想像です。想像といっても、「こうなったらいいなぁ」というような漠然としたものではありません。

そうやって考えている間は、まだ理想と自分との間に距離があるということです。

例えばお店を出したいのならば、どんな場所か、広さはどれくらいか、人を雇うのか、それはどういう人か、壁の色や床の色といった内装や、どんなお客さんが来店して、そこでどんな会話が繰り広げられるのかといった具合に、ディティールを伴った想像をすることが大切です。

実際にその駅の周辺を散歩してみてもいいし、物件情報を探してみたりなど、その想像にリアリティを加えていきます。

お店

臨場感を増すための コツ

そしてこれがコツなんですが、臨場感を増すためには具体的な想像に感情をのせていきます

経験や今の現実には、感情が生まれますよね?同じように想像に感情を抱くことで、臨場感が増していくわけです。

感情も、「こうしたら楽しいだろうなぁ」というふんわりとしたものではなく、お店のプランを考えるときのワクワクや、オープンした時にどれだけ嬉しいか、お客さんとの間で繰り広げられる会話でどう感じるかなど、想像の一つ一つが実現したときに自分がどんな気持ちになるのかという具体的な感情です。そういう具体的かつポジティブな感情を想像にのせていきます。

笑顔

感情がのればのるほど、臨場感は増していきます。夢が叶っていないことの方が現実じゃないと思うくらいに。

そうすると理想との距離がぐっと近くなります。

ホメオスタシスが書き変わると、そこに向かうことが自然なことに思えてきます。普通から外れるという感覚がなくなるので、恐れがなくなっていくのです。

まとめ

スタンダードを上げるには、まず最初に、あなたを元に戻そうとするホメオスタシスを書き換えてしまうのがコツです。

理想とすることを具体的に想像し、そこに感情をのせていきます。そうすることで理想との距離がぐっと近くなり、ホメオスタシスが書き変わっていきます。

POINT!

あなたの思い描く新しいスタンダードに、現在のスタンダードと同じくらいの臨場感を持たせること。

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浅井 俊論
浅井 俊論 コンサルタント・投資家・リベル瞑想創始者
株式会社マスターズビレッジ代表取締役
元シンガー。 ボイストレーニングスクールと投資スクールのスタートアップに参加後、経営者のメンタル コンサルティングと物販事業を柱に起業。 ホールネス心理学をベースにした技術と独自の理論により、表面的に問題を取り除くのでは なく、問題の原因を探り解決に導くカウンセリングを得意とする。 心理学・精神世界を勉強する中で瞑想に興味を持ち、既存の瞑想では飽き足らずに独自のメ ソッドを構築。 起業から2年で自社以外に、2つのグループ会社を持つまでに成長させた経営者でもある。

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