約束をした時には楽しみで仕方ないのに、いざ 約束 が 近くなる と 行きたくない と感じたり、憂鬱になってしまうのはなぜですか?どうしたらいいのですか?という相談を受けることがあります。
特定の人に対してというわけではなく、度々こういう波が訪れるのには理由があります。
今回はその理由と、どうしたらそうならなくなるのかについて話していきたいと思います。
なぜ 約束 が 近くなる と 行きたくない と思うのか
特定の事柄や、特定の人に対してではなく、いざ約束の日が近くなってくると、憂鬱になったり億劫に感じて家でダラダラしていたくなる。この現象の裏には、「行きたい」と思う自分と「行きたくない」と思う正反対の自分が同時に存在しています。
行きたいという自分の感情はとてもシンプルで、その人と会うことや遊ぶこと、飲んだりすることをすごく楽しみにしているし、それを心からの感情だと思っています。
だからこそ、なぜ憂鬱になるのか不思議に感じるし、中には自分てダメな人間なんだと自分を責めてしまう人もいます。
一方で、「行きたくない」という感情は、潜在意識の中に隠れていて、自分では認識できていない場合が多いのです。
奥深くに隠れているので、行きたくないという感情を持っていることにさえ無自覚なのです。そのため、約束の日が近づいて憂鬱さを感じた時に、なんでそう思ってしまうのだろうと悩んでしまうというわけです。
なぜ 行きたくない という感情が生まれるのか
なぜこのようなことが起こるのかというと、誰かと会っている時、常に相手に対して気を遣っていたり、本当の自分ではなく対人用の仮面を被っていて、それに対しての疲れが蓄積されていくからです。
この行動もまた、無意識の内にしている場合があります。気を遣うことや良い子でいることなどが、自分の自然な行動だと認識してしまっているのです。
そのため、疲れが蓄積されていることに気づかず、その疲れから「行きたくない」という感情が生み出されたことにも気づくことができないのです。
約束 が 近くなる と 行きたくない という心理の対処法
これはあなたが自分に対して送っているシグナルです。こういった現象が起こった時には、自分自身をより良くしていく、より幸せな自分になるための大きなチャンスがやってきたと捉えましょう。
例えば、会ったときに気を遣ってしまう、もしくは自分を偽ってしまうということであれば、自分はいつから、なぜ、こんな仮面を被る様になってしまったんだろうかを考えていきます。
それは両親や幼かった頃の友人との関係など、これまでの人との関わりの中で形成されているはずです。好きでいて欲しい、そのためには良い子でいなくてはいけないと。
あなたが「好きでいて欲しい」と思った人たちの「良い子」の定義に合わせて、仮面を作り上げてきたのです。
そのさらに奥には、自己価値の低さがあります。自己価値の低さというのは、自分には価値が無い、自分には愛される資格がないという観念です。
もちろんこれは誤解なのですが、この観念が心の奥深くに存在していて、ありのままの自分が愛されるはずが無いと思っているので、どうしても自分を良い子にしてしまう。そういうふうに偽ってしまう。
それが少しずつ疲れを生み、最終的には出かけるのが億劫になるという現実を作り出しているのです。
これを解消するには、自分はあるがままで愛されている、自分をあるがままに愛する、というふうに感情を整えていく必要があります。
他の人がどう感じているかではなく、自分自身がどうしたいのか、という自分軸での行動をとるように心がけていきましょう。自分に正直でいるということは、相手に対して誠実に接しているということです。
まとめ
約束が近くなると行きたくなくなるという心理の奥には、自分では気づいていない「行きたくない」という思いや疲れ、無自覚の行動が存在しています。
こういった現象が起こった時は、自分自身をより良くしていく、より幸せな自分になるための大きなチャンスです。
自分の感情と向き合い、そこにある観念に気づく良いきっかけです。
自分はダメな人間なのだと否定するのではなく、ありのままの自分を受け入れ、普段から自分軸での行動をとるように心がけていきましょう。
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