神奈川県在住 Nさん 40代 女性
あれは、博多での朝でした。起きたら、明らかに酒が抜けていないのがわかる状態で。
前日からの出張で盛り上がって、2次会、3次会へと進み、どうやってホテルに帰ったのかの記憶すら曖昧なくらいでした。
脳内に、酔った時のふらつきがあるのが認識できました。
その日は朝からレンタカーを運転する予定があり、運転者は自分一人。
焦りました。
慌てて、みそ汁を飲んだり、ホットコーヒーを飲んだり、風呂で汗を流したりしてみても、あまり変わらず、焦りはつのるばかり。
そんな時、「そうだ! 瞑想をしてみよう」と思い立ちました。
正直なところ、あまり熱心に瞑想していた方ではないので、こんな時ばかり都合よく頼ってどうにかなるのだろうかという疑問もありました。
でも他にできることもなくて、申し訳ないけれど半信半疑のままホテルのナイトウェア姿でベットに座り、呼吸を整えてから、体内の酒が抜けるのと意識がクリアになるのを意図して瞑想を始めたところ…間もなく、体中から大量の汗が噴き出してきました。
さっき入った風呂よりも、はるかに汗だくです。
これは感覚的なものですが、アルコールを排出するために体中の毛穴が開いていくような、体の内側から何かの力が動いている不思議な感覚がありました。
目に見えるわけでもないのに、アルコールが抜けていくのが体感できるような。
ものすごい勢いで何かが起きているのはわかるけれど、それが何なのかはつかめないし、特に「考える必要もない」というメッセージが浮かんできました。
しばらくの間、ものすごい熱量で反応する体と、穏やかな凪状態の精神とでも言えばいいのか、退化して眠っていた生物の機能が呼び覚まされて急激に活動しだしたのを感じたと言ってもいいような、なんとも言葉にしがたい瞑想の体験があって、やがて時間がきて瞑想を終えました。
ナイトウェアには、絞れば滴るほどの汗、汗、汗。
こんなに汗をかいたことはないんじゃないかくらいの水分でした。
その後、体はサッパリしていて、むしろサラッとした爽快感がありました。
直感的に「サウナの後ってこんなかな」と思ったのを覚えています。
朝起きた時の酩酊状態は、すっかりなくなっていました。
それから同僚と合流して、「酒臭くない?」と確認しても、問題はありませんでした。
あれだけの短時間に瞑想だけで回復するなんて、驚きしかありません。
そして瞑想の途中に体験した、なんとも言えないあの意識と感覚の研ぎ澄まされた瞬間。
これが正しい瞑想なのかわからないけれど、あまりに衝撃の体験だったので、先生にお伝えしたくなりました。
確実にいえることは、あの朝、私は瞑想にピンチを救われました。 ありがとうございました。
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