信頼関係 を保つための コミュニケーション 方法

信頼関係

ビジネスシーンにおいて『円滑なコミュニケーションによる信頼関係の構築』を目指す方は多いと思います。

しかし、築き上げた信頼関係を保つためのコミュニケーションについて考えたことはありますか?

信頼関係 を構築するためのコミュニケーションと、信頼関係 を保つためのコミュニケーションは同じように見えて、実は異なる部分があります。

今回は僕が実践している信頼関係を保つために必要なマインドセットを紹介したいと思います。

信頼関係 の構築は仕事を円滑に進める上で不可欠

僕たちは日々、たくさんの人と関わっています。そして多くの人が、人とのコミュニケーションに悩んでいるようです。

特に仕事では、上司や同僚、部下、顧客、取引先の方など、多くの人と関わります。家族や友人とは違って、その人の人となりをあまり知らないまま円滑なコミュニケーションを取らなければならない場面が多々あります。そう考えると、仕事でのコミュニケーションに悩むのも無理はないかもしれません。

ここで一度原点に戻って考えてみましょう。なぜ、円滑なコミュニケーションが必要なのか。それは人が『円滑なコミュニケーションが信頼関係につながることを無意識に知っている』からです。

信頼関係が築けていない状態で仕事をしていると、仕事以外のことに気を使うことが増えて集中力が落ち、生産性やモチベーションが下がってしまいます。

つまり『信頼関係の構築』こそが、円滑な人間関係、ひいては仕事には欠かせない不可欠な要素なのです。

仕事仲間

信頼することと盲目的に信用することの違い

では『信頼』とはなんでしょうか。信頼とは『(相手を)頼りにできると信じること』です。ただ信用する、ということではありません。

『信頼する』というと、相手をただただ盲目的に信じることだと勘違いをしてしまう人は多いかもしれません。相手が言ったことを鵜呑みにし、小さな違和感を持っても気がつかないふりをしてしまう、これは「盲目的な信用」であり、信頼とは異なります。

相手が上司だから、取引先だからと盲目的に信用してしまうと、ある日突然自分の中での信頼が崩れる時が訪れます。それは日頃から見ないふりをして、蓄積してきた不信感が噴出す時が来るからです。この時、人は「裏切られた」という思いを抱きやすく、信頼できなくなったことを全て相手のせいにしてしまう傾向があります。

この誰も得をしない結末だけは避けたいですよね。

信頼関係は相互のものであり、一方だけのものではありません。この点が「信頼関係」と「盲目的な信用」の大きな違いです。

信頼関係 を保つためのコミュニケーション

では、築き上げた信頼関係を保つにはどうしたらいいのか。

それには、常に相手と対等なコミュニケーションをとりながら、お互いが自分の責任で相手を検証し続ける必要があります。「相手を検証する」とは、相手ときちんと向き合い続けるということです。

相手とのコミュニケーションの中で不安や疑問を持ったなら、目をつぶるのではなく都度解消を試みます。信頼に値する相手なのであれば、不安や疑問をぶつけても解消できるはずです。もしも思うような解消に至らなかったとしても、それは相手のせいではなく、考え方に違いがあるだけです。

違いを違いと認識する。自分と相手の意見や考えが合わないことを恐れるのではなく、相手の考えを聞いて納得できる部分とそうでない部分を把握します。

そこに善悪や正否の判断は必要ありません。

信頼することの責任を相手に委ねるのではなく、自分で負うこと。それこそが信頼関係を保つための重要なポイントなのです。

中には日頃から良くしてもらっている相手のことを「この人が好きだから信じる」と考えたい人もいるかもしれません。しかし「信頼」と「好き」は違います。好きだから、いい人だから、という理由で相手の言うことを鵜呑みにするのは誤りであり、順序が違うことも頭に置いておきましょう。

もちろん、自分も相手から検証されます。相手が目上の人であっても、部下であっても、自分と相手の検証に責任と誠意を持って臨める関係こそが、仕事を円滑に進めていく「信頼関係を保つためのコミュニケーション」なのです。

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浅井 俊論
浅井 俊論 コンサルタント・投資家・リベル瞑想創始者
株式会社マスターズビレッジ代表取締役
元シンガー。 ボイストレーニングスクールと投資スクールのスタートアップに参加後、経営者のメンタル コンサルティングと物販事業を柱に起業。 ホールネス心理学をベースにした技術と独自の理論により、表面的に問題を取り除くのでは なく、問題の原因を探り解決に導くカウンセリングを得意とする。 心理学・精神世界を勉強する中で瞑想に興味を持ち、既存の瞑想では飽き足らずに独自のメ ソッドを構築。 起業から2年で自社以外に、2つのグループ会社を持つまでに成長させた経営者でもある。

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