上司 が 怖い ! と感じていると、萎縮してしまって本来のパフォーマンスを発揮することが難しくなってしまいますよね。
確認や相談ができずに、トラブルに発展してしまうことも考えられます。
そんな時には、一度上司との関係性を見直してみましょう。
上司 が 怖い という感情がどこからきているか
最初に少し考えてみて欲しいのですが、あなたが上司に対して「怖い」と感じたのはどんな事柄からでしょうか?
いつも機嫌が悪そうだから?口が悪いから?怒られたから?それとも優しくないからでしょうか?
実は上司というのは、過去に関わりを持った目上の権威者を投影していることがあります。多くの場合は両親もしくはそのどちらかですが、先生などの場合もあります。
例えば、子供の頃に厳しく躾けられて両親は怖いという感情を抱いていたとします。本当は甘えたいという思いがあるけれど、近寄らないようにしようと思ってしまう。
この経験から「目上の権威者は怖い」という観念が生まれ、それを上司に投影して怖い対象としての関係性を構築してしまうのです。
そのため真顔で仕事をしているだけなのに「怒っているのかもしれない」と考えたり、できるだけ刺激しないようにしないといけないし、嫌われないようにしようと考えます。また、意見や相談をすると怒られるかもしれないという感情を抱いたりもします。
そして、実際に怒られた際に「やっぱり!やっぱり怖い存在なんだ!」と思うわけです。例えそれが、何度も何度も報告や相談をしたことがあった上での1回だとしても。
その結果、さらに上司は怖いという観念の確信を深めていくのです。
繰り返される関係性
子供の頃に生まれた観念からくる関係性は、相手を変え、人生のパターンとなって度々繰り返されます。大学の先生だったり、バイト先の店長だったり、上司だったりと。
このパターンから抜け出すためには、今現在の相手に対する認知を変えるだけではなく、その古い観念を癒す必要があります。認知を変えようとしても根っこがあるとまた形を変えて同じことがやってくるからです。
古い観念の癒し方はまた別の機会にお伝えしますが、観念を投影している場合「投影している」ということに気づくことで、その関係性を構築している観念を書き変えることができます。
先程の例でいうと、例えば家族参加型の社内イベントなどで、上司が家族と楽しそうに笑っている姿や優しくしているのを見かけたとしたら、あなたはどう思いますか?
怖いだけだと思っていたけれど優しい一面もあるんだ、本当は優しいのかもしれないと思うことでしょう。この瞬間、その上司は「目上の権威者は怖い」という観念の対象から外れます。
そうすると、優しいところが見えてくるようになります。怖いところにしか当たっていなかった焦点が、優しいところにも当たるようになるからです。
怒っているように感じられていた表情が、普通の顔に見えてきて、相談するたびに怒られているわけではないということにも気がつくようになります。
やがて、怖かった上司が、頼れる存在に変わることもあるでしょう。
このように、観念が変わることによって関係性の定義が書き換えられ、実際の関係が変わっていくのです。
上司 が 怖い 時 の 対処法
上司を怖いと感じているのであれば、なぜそう思うようになったのかを考えてみてください。
何かの言動がきっかけだとするのならば、その言動は本当にその人が度々とっている行動なのか、思い込みだったり、自分の記憶と重ね合わせてしまっていないかを考えてみましょう。
ポイントは、度々とっている行動なのかという点です。
自分が予測したことが実際に起こった時、人は「やっぱり!」と思います。この「やっぱり!」という確信はとてもインパクトの大きなもので、実際に起きている他の事柄をかき消して、強く印象に残ってしまいます。
自分の中にある観念が関係性を築き上げていると気づけたら、その観念を書き換えていきましょう。
↓↓↓LINEでは、記事やYouTubeのアップ情報をお届けしています。友だち追加して最新の投稿をチェック↓↓↓