人に 好かれる 会話 の 法則 と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
幅広い知識、とにかく相手を持ち上げる、気の利いた言葉、オチのある話…などでしょうか?
大丈夫です。そのどれも必要のないちょっとしたコツを紹介します。
人に 好かれる 会話 の 法則
なぜだか人に好かれる人っていますよね。
特別面白いわけでも、気が利くわけでもないのに、なんとなく好きだなぁと思う人。そんな人たちが何気なく実践しているのが、この3つの法則です。
1.話す回数が多い
2.質問をする
3.ふわっとした感想を添える
法則1.話す回数が多い
人は会う回数や話す回数が多いほど親しみを感じやすくなります。「知っている」という安心感が親しみを、ひいては好意的な印象をもたらすためです。
これを心理学では「単純接触効果」と言うんですが、効率よく働くことを好む脳の特性上、目新しい刺激に対してはその情報処理に労力を要さなくてはならないので、既知の情報に肯定的な認識をするのではと言われています。
初対面の人ばかりの場所で、見かけたことがある人に出会うと親近感が湧きますよね?
印象のいい人たちというのは、この単純接触効果を上手く利用しています。
会社や仲間内などの顔を合わせる回数や人の多い場面では、見かけたことがある程度では「知っている」という認識には至りません。
そこで話す回数が重要になってくるわけです。すれ違う時に挨拶をする、服装などちょっとしたことを褒める、興味があると耳にしたことを質問してみる、など短い会話で構わないので回数を重ねることで好意的な印象を持たれるようになります。
ただ残念なことに、単純接触効果はネガティブな印象を持っている人、持たれている人に対しては、逆の効果を発揮してしまいます。
好ましく思っていない人と会話を重ねるとストレスになり、嫌だという印象がどんどん強くなってしまうのです。
そういう場合には、一度距離をおいてネガティブな感情が発生している原因を取り除いてから、話す回数を増やす必要があります。
法則2.質問をする
話をしている時に、相手が興味を持ってくれたら嬉しいですよね。この相手の興味を一番実感するのが、質問を受けた時です。
とは言っても、なんでも質問をすればいいというわけではありません。あまり親しくない人からのプライベートな質問は気持ちのいいものじゃないですよね。
例えば「この間、温泉に行ってきたんだ」という話題であれば、「へぇー誰と行ったんですか?」ではなく、「どこの温泉に行ってきたんですか?」といった具合に、プライベートに踏み込まず、会話が広がっていく質問を心掛けましょう。
共通の趣味や話題がなかったとしても、相手の話に質問を重ねていくことで会話が生まれます。
ほとんどの人は、自分の経験したことや好きなことなどを伝えている間は気分がいいものです。そこに興味を持って聞いてもらえたなら、楽しくてついつい話が弾んでいきます。
そうして場が盛り上がってくると、相手に対しての親しみが増していくというわけです。
法則3.ふわっとした感想を添える
ちょっとした雑談やなにげない会話が情報交換の場になっていませんか?調べれば分かる様な情報からはあなたの人柄は見えてきません。
かといって意見をぶつけて論争になってしまうほど深く話す必要はないですが、ふわっとした感想を添えて話すことで、あなたという存在が人間味を増し、親しみを感じやすくなります。
例えば先ほどの例であれば
「この間温泉に行ってきたんだ」 「どこの温泉に行ってきたんですか?」 「箱根の〇〇だよ」 「箱根といえば、△△が有名ですよね。」 「△△は有名だねー。〇〇はもっとこじんまりとしているけど、過ごしやすいところだったよ。」 「どう過ごしやすかったんですか?」 「庭が広くて、湯上りに散歩するのがとても気持ちよかったよ。」 「湯上りに散歩ですか。料理はどうでしたか?」
という会話よりも
「この間、温泉に行ってきたんだ」 「温泉いいですね!どこの温泉に行ってきたんですか?」 「箱根の〇〇だよ」 「箱根!いいところですよねぇ。〇〇は行ったことないですけど、寛げる感じのところでした?」 「とっても!庭が広くて、湯上りにのんびりと散歩できて気持ちがよかったよ。」 「湯上りの散歩かぁ 贅沢な時間ですねー」 「そうなんだよ。料理も美味しくてさぁ」
という会話の方が印象がいいと思いませんか?
具体的なことを言っている訳ではないですが、なんとなく気持ちのやりとりができている様に感じられますよね。
雑談での感想はふわっとしていて構わないんです。
まとめ
いかがでしたか?
話す回数を増やす・相手の話題に質問をする・ふわっとした感想を添える、どれもちょっとしたことですが、最高のコミュニケーションツールになります。
そもそも話しかけるのがハードル高いんだよー!という方は、挨拶から初めてみてください。
知っているという親近感は自分にも湧いてくるんですよ。
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