グローバルコミュニケーション能力 とは ? 重要な理由と身につける方法を解説

グローバルコミュニケーション

グローバルコミュニケーション能力 とは 、 文化の違いを理解して意見交換を行うコミュニケーション力のことを言います。

グローバル社会が進む中、高いビジネススキルを持ち合わせていたとしても、グローバルコミュニケーション力を備えていなければ、活躍の場を広げることは難しいでしょう。

また、日本で働く海外の方もどんどん増えていて、日常的に接する機会も多くなってきました。グローバルコミュニケーション能力は、今後すべての人に必要なものだと思います。

そこで今回は、そもそもグローバルコミュニケーション能力ってなに?というところから、その重要性と身につける方法までを話していきます。

グローバルコミュニケーション能力 とは

グローバルコミュニケーション能力とは、コミュニケーション力と異文化理解力の2つの要素から成り立っています。

つまり、ただ英語を話せるだけでは、グローバルコミュニケーション能力があるとは言えません。

相手のバックグラウンドを理解して、伝え方や話題などを変える機転や雑談力が求められます。

グローバルコミュニケーション能力 が重要な理由とは

僕自身は片言くらいしか英語を話せませんが、自社では海外企業との取引も行っています。そんな中感じるのが、グローバルコミュニケーション能力の必要性です。

同じくらい英語が話せても、契約に繋がる人とそうでない人がいます。

では、なぜ「英語力」ではなく「グローバルコミュニケーション能力」が重要なのでしょうか。

・マーケットが広がる

・現地法人や海外企業との連携が取りやすくなる

・外国人労働者の離職を防ぐことができる

といった理由がありますので、順を追って詳しく話していきます。

理由1.マーケットが広がる

当然ながら、国内に限定するよりも海外進出を考えた方が、マーケットが大きくなります。

しかし、日本でヒットしたものがそのまま海外でもヒットするとは限りません。むしろ全く相手にされず撤退した企業や商品の方が多いくらいです。

どの国に自社のサービスがマッチしているのか、定着させるための改善点はなにかといった相手国の文化を理解した上での視点が必要になります。

グローバル化

理由2.現地法人・海外企業との連携が取りやすくなる

次に、海外企業との取引や、現地法人との連携が取りやすくなることが挙げられます。

今後グローバル化がますます加速する中、ほとんどの業界で海外との取引は避けて通れないでしょう。

仕事に対する姿勢や考え方のクセなどの背景には、その国の文化や習慣があります。これを押さえることで、依頼するタイミングやどのように伝えたらいいのかが掴めるようになります。

また、現地の文化を理解したり知ろうとする姿勢は、好印象を与え評価が上がりやすくなることもあります。

連携

理由3.外国人労働者の離職を防ぐことができる

労働人口が減っていく日本では、外国人労働者はますます増えていくでしょう。

郷に入っては郷に従えを押し付けてばかりでは、軋轢が生まれてしまいます。

文化や働き方の違いを理解してコミュニケーションをとることで、働きやすい職場環境を作ることができます。従業員が働きやすいと感じる職場は、経営者や管理者にとっても生産性の向上やミスの減少など大きなメリットがあります。

STOP

グローバルコミュニケーション能力 の身につけ方とは

それでは、どのようにしたらグローバルコミュニケーション能力が身につくのでしょうか。

コミュニケーションと異文化理解に分けて紹介します。

コミュニケーション能力:英語で会話する時間を作る

日本の教育ではインプットに重点をおいているため、英語力があっても会話ができない人が多くいます。

十分な知識があってもいざ話をしようとすると、それぞれが繋がっていかないのです。

また、業務上のやり取りや仕事の話などは比較的できても、雑談はからっきしという方も多いですが、グローバルなコミュニケーションでは雑談力が大切になってきます。

初めのうちは拙くても構いませんので、社内や部署で英語のみで雑談する時間を作りましょう。

1日10分でも構いません。ぜひ、今日から実践してみてください。

会話する

異文化理解:海外体験プログラムを取り入れる

異文化理解については、インターネットで情報を仕入れるだけでなく、実際に交流するのが1番です。可能であれば「海外体験プログラム」を取り入れましょう。

会社によっては現地法人で数ヶ月、実際に働きながら異文化を学ぶ「トレーニー研修」が行われています。

会社としての研修が難しいようでしたら「海外旅行補助制度」のように、個人でリフレッシュがてら学べるような仕組みを作るのもいいと思います。

実際のビジネス相手ではなくても、その国の方を何人か募り、月1回程度カルチャーエクスチェンジを行うのもいい方法です。

カルチャーエクスチェンジ

まとめ

グローバルコミュニケーションに必要なのは、相手に対する理解とその国の文化に対する理解です。

島国の日本では難しい、その感覚は育たないと考える方もいるかもしれませんが、実は普段僕たちが普通にしていることなんです。

同じ日本でも、土地が変われば文化も変わり、考え方や話し方も変わりますよね?それを当たり前のこととして、伝え方や相手の言葉の意味を理解しようとしますよね?

国が変わっても同じことです。どちらに合わせるというのではなく、理解することで接点が生まれていきます。 難しく考えずに、実践してみてください。

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浅井 俊論
浅井 俊論 コンサルタント・投資家・リベル瞑想創始者
株式会社マスターズビレッジ代表取締役
元シンガー。 ボイストレーニングスクールと投資スクールのスタートアップに参加後、経営者のメンタル コンサルティングと物販事業を柱に起業。 ホールネス心理学をベースにした技術と独自の理論により、表面的に問題を取り除くのでは なく、問題の原因を探り解決に導くカウンセリングを得意とする。 心理学・精神世界を勉強する中で瞑想に興味を持ち、既存の瞑想では飽き足らずに独自のメ ソッドを構築。 起業から2年で自社以外に、2つのグループ会社を持つまでに成長させた経営者でもある。

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