マインドマップ とは 、思考の整理をしたりアイデアを発見するためのノート法です。
いつも色々なことを考えてしまって思考がまとまらないという人や、本当の自分の気持ちがわからない時などにオススメのツールで、プロジェクトのアイデアを考える際やプレゼンの資料作りなど、ビジネスシーンでも大いに力を発揮します。
すっかり定着してきた感はありますが、まだ使ったことがない、どんなメリットがあるの?という方に向けて、マインドマップとはどういうものか、活用するとどんなメリットがあるかについて紹介したいと思います。
マインドマップ とは ?
マインドマップとは、僕たちが頭の中で自然に行っている思考をビジュアル化して、脳の働きを最大限に活用するためのツールです。
普段僕たちは頭の中で常に思考を繰り返していますが、その思考は整理されているわけではありません。
例えば、週末の予定を立てている時、あなたはこんな風に考えていませんか?
今週は晴れそうだから、家族と公園にでも行こうかな。 そういえば、そろそろ新しいソファに買い替えようか話していたから、家具屋さん巡りもいいかもしれない。 家具といえば、会社の椅子の座り心地が悪いんだよなぁ。新しいものに変えてくれないか申請してみようか。 総務の◯◯さんに相談したらいいか? ◯◯さんといえば、この間部長と揉めていたなぁ…なんでだっけ? あれ?そもそも何を考えてたんだっけ?ああそうだそうだ。週末の予定だった!
といった具合に、一つのテーマで物事を考えようとしても次々と連想を繰り返し、最初に考えようとしていたこととまったく関係のない話に思考が変化していきます。
マインドマップを使ってこの連鎖をビジュアル化することで、思考を整理し、一つのテーマを多角的な角度から見ることができるようになります。
マインドマップ と コンセプトマップ の違い
マインドマップと混同されがちなコンセプトマップですが、この二つには明確な違いがあります。
コンセプトマップとは、日本語に訳すと概要図になります。一つのテーマの概要を図にまとめたもので、言葉同志の繋がりは連想ではなく階層になっています。
マインドマップは発想を広げるために使われるのに対し、コンセプトマップは広げた発想を整理して検証するために使われ、他者に説明するためのプレゼンテーションなどにも使用されます。
マインドマップ を 作成する メリット
先程の例でも挙げたように、人の思考は連想するものへ次から次へと移っていきます。いいアイデアを閃いた!と思っても、他のことを考えている間に忘れてしまったなんてことはありませんか?
マインドマップを作成することで、今考えていたことと先程考えていたこと、さらに新しく思いついたことなどの思考を自由に行き来することができます。
さらに、カラーやイメージなどが右脳を刺激し、言葉を考えることで左脳が刺激されるため、発想の幅が広がって新たな発想が湧きやすくなります。
また、ビジュアル化するため、文章に比べて記憶に残りやすいというメリットもあります。
僕の会社では、プロジェクトのアイデアを出す際や、コンセプトを決める際にマインドマップを活用しています。
複数人で行うことで、相手の考え方のクセや全体像が見えて深いコミュニケーションを取ることができますし、会議に加わっていないメンバーが見てもすぐにそのバックグランドを理解することができます。
アイデア同士の関連付けやチーム作業の時間の短縮、自分の意見が伝えやすくなることも大きなメリットです。
自分の気持ちがわからない時などは、マインドマップを活用することで、自分では想像もしていなかった本心に気づくことがあります。思考の流れを俯瞰することができるので、自分の感情や考えを客観的に見ることが苦手な人はぜひ活用してみてください。
最後に
マインドマップは紙や色鉛筆、マーカーなどを使い、アナログな形式で作成するものが正式とされることもありますが、時代の変化とともに手段は変わっていくものです。
今は便利なアプリもありますので、自分に合ったツールを選びましょう。 個人的にはX mindとMindmeisterが、使い勝手がよく機能も充実していてオススメです。
ただ、携帯など画面の小さなもので作成すると、全体を俯瞰することが難しくなってしまう場合もあるので、できるだけ全体を見渡せるもので作成しましょう。
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