マインドマップ の 書き方 に ルール はある? 初心者向けに解説

マインドマップ

前回マインドマップを作成するメリットと活用方法についてお話ししましたが、 マインドマップ の 書き方 には、実はいくつか ルール があります。

ルールに沿ってマインドマップを作るメリットは大きく、思考整理だけでなくアイデアの発想にも役立ちます。

今回は、マインドマップ初心者が特に意識したい「6つのルール」について解説します。

マインドマップ の 書き方 の ルール

マインドマップの書き方のルールには様々な説がありますが、初心者に特に心がけておきたいのは以下の6つです。

・無地で横長のキャンバスを使う

・1つのブランチにつき1単語のみ

・色を使う

・ブランチは線で書く

・連想ゲームを楽しむ

・全体を俯瞰する

ルール1.無地で横長のキャンバスを使う

マインドマップで1番重要なのは、発想を広げていくことです。

きれいに作ろうとして、方眼などの罫線を設けたくなる人もいますが、罫線があると無意識の内に発想の自由度が抑えられてしまいます。また、きれいに作る方に注力しすぎることも発想の自由を狭めます。

マインドマップは汚くてもいいので、無地のキャンバスに枠にとらわれずに書きましょう。

マインドマップの枝はある言葉から関連する言葉、さらに関連する言葉と、木の枝ように広がっていきます。

今は日本語でも横書きする人の方が大半を占めるので、キャンバスは横長になるように配置します。

紙を使って作成する場合で、大きなテーマやじっくりと考えたい時などには、大きな用紙を用意するといいですよ。

用紙

ルール2.1つのブランチにつき1単語のみ

真ん中のテーマから伸びてく線のことをブランチ(枝)といいます。このブランチには、1つにつき1単語のみを書いていきます。

例えば、新しいペンの開発にマインドマップを作成するとして、「赤色で細芯で持ち運びしやすいボールペン」と浮かんだ場合には、赤色・細芯・持ち運びやすい・ボールペンといったように4つの単語に分解して書きます。

このように単語に分けて書くことで、赤色からの関連付けで青色・黄色など新たな発想が浮かびやすく、浮かんだ単語を後から付け足すことができます。

アイデアや疑問点が浮かんで、長文で書き留めておきたいことがでてきた場合には、余白の端の方にまとめて書き留めておくと良いでしょう。

ルール3.色を使う

身近な例でみる心理学でも少し話しましたが、色は僕たちの心理にさまざまな影響を与えています。つまりそれだけ脳に刺激をもたらしているということです。

単色で作成するよりも様々な色を使うことで脳に刺激を与え、より柔軟な発想を促すことができます。

ブランチの固まりごとに色分けすることで、どこまでが同じ分類なのかを瞬時に把握できたり、あえて違う色を使うことで、目立たせたいところを強調できるというメリットもあります。

ブランチ

また、脳は文字よりもイラストや写真などのイメージに素早く反応します。

イメージは言葉以上にたくさんの情報を持っているので、マインドマップの箇所にイメージを盛り込むことでより感覚的に情報を処理することができるでしょう。

ルール4.ブランチは線で書く

ブランチは四角で囲ったりせずに、線で書いていきます。

罫線と同じで、四角で囲ってしまうとそこで情報が完結しているという認識が生まれ、無意識の内に発想の自由が抑えられてしまうためです。

ルール5.連想ゲームを楽しむ

マインドマップは脳の働きのままに思考を視覚化するものです。僕たちは常に頭の中で思考を繰り返していますが、そこには論理的な階層や分類などなく、ただ関連性から次の思考へと移っていきます。

「これはこの分類ではない」「少し話が飛んでしまう」といったことは考えずに、思いついたそのままを記載していきましょう。

関係のないものに見えたとしても、後から素晴らしいアイデアに変わったり、問題の解決策に繋がったりします。

連想

また、何人かでマインドマップを作っているときは、意見の優劣を決めない・他人の意見を否定しないということが大切です。

あなたには繋がりが無いように思えたとしても、意見を出した人の中では関連性があるわけです。異なる感覚の連想の繋がりを取り入れられることが、複数人で作成する最大のメリットです。

ルール6.全体を俯瞰する

ある程度形ができてきたら、全体を俯瞰してみましょう。

関連する単語同士には矢印を加えたり、重要な項目を丸で囲ったり色を変えたりすることで、新たな発想が広がっていきます。

マインドマップ

マインドマップ の 書き方 の ルール を 守るメリット

一見自由に書いていくスタイルに思えるマインドマップに、なぜこのようなルールがあるかというと、それは発想の自由を制限しないため・自由度をさらに高めるためです。

僕たちの脳は膨大な情報を処理するために、類似の情報を関連づけて自動的に処理しようとします。それがこのメディアでも度々紹介している「脳が持つ機能」なのですが、この機能のために自由な発想に制限をかけてしまうことがあります。

例えば、罫線があることで型に嵌めなくてはいけないと感じて思考の枠を作ってしまったり、文章にすることで同じように文章を書かなくてはいけないと感じてしまったり…

これは無意識下の認識なので、自分でコントロールすることができません。そのため、環境の方を整える必要があるのです。

とはいえ、ルールを気にしずぎて発想の自由を制限してしまっては本末転倒なので、「しなければいけない」ではなく、「この方が自由になるんだって。楽しそうだ!」という感覚で取り入れてみてください。

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浅井 俊論
浅井 俊論 コンサルタント・投資家・リベル瞑想創始者
株式会社マスターズビレッジ代表取締役
元シンガー。 ボイストレーニングスクールと投資スクールのスタートアップに参加後、経営者のメンタル コンサルティングと物販事業を柱に起業。 ホールネス心理学をベースにした技術と独自の理論により、表面的に問題を取り除くのでは なく、問題の原因を探り解決に導くカウンセリングを得意とする。 心理学・精神世界を勉強する中で瞑想に興味を持ち、既存の瞑想では飽き足らずに独自のメ ソッドを構築。 起業から2年で自社以外に、2つのグループ会社を持つまでに成長させた経営者でもある。

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