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起業に失敗する人 の共通点

起業に失敗する人

起業に失敗する人 にはいくつかの共通点があります。

働き方が変わっても、意識の変化が追いついていない人がほどんどです。

起業を検討している人はもちろん、企業に勤めていて成長を願う人にも、ぜひこの意識の違いを知って欲しいと思います。

ということで、今回は起業に失敗する人に共通してみられるサラリーマン的意識について話したいと思います。

起業に失敗する人 とは

銀行融資に頼っていた時代、ベンチャー企業が育たない体質が日本市場にはありました。しかし近年、ネット通信を介して仕事をすることが当たり前になり、WEB関連の仕事の増加やクラウドファンディングの台頭など、起業しやすい環境になってきました。

一方で相変わらず失敗する例も多く、よく言われる「起業の9割が失敗する」ほどではないながら、5年間で2割程度が失敗しています。

僕としては、体制が整っても意識の変化が追いついていない事が原因ではないかと感じています。

サラリーマン意識のままでは、起業家としては成り立たないのです。

減点主義と加点主義で加点主義を取れない人

サラリーマンと起業家の世界における大きな違い。それは仕事の評価基準として「減点主義」か「加点主義」かにあります。

サラリーマンの世界では「大きな失敗をしなければ無事でいられる」という体制がベースになっています。特に行政や大企業ではこの傾向が強く、成果主義を導入している企業でさえも、多くの場合この体制が根底にあります。

一方、起業家の世界では、成果を上げなければ自滅してしまいます。この方向性の違いを受け入れられずに失敗してしまう人がとても多いのです。

リスクヘッジと、失敗を恐れて変化を避けることは別物です。リスクヘッジしつつ、行動→考察→改善→行動を繰り返す意識を持ちましょう。

加点方式減点方式

ブランドのない個人起業家

サラリーマンの時に大活躍していた営業マンが、独立後同じように仕事をしているのに成果が上がらない、というのはよく聞く話です。

例えば、ある大手ハウスメーカーのトップセールスマンが独立して、輸入住宅の販売会社を立ち上げたとします。彼はそれまでと同じように営業しているのに、売上げに伸び悩んしまいます。結局なぜなのかわからなくて失敗してしまう。

彼はユーザーの見る目が違うという事に気付けていなかったんですね。

住宅が完成するまで資金が続くのか?完工後のメンテナンスを一定の期間受けることが出来るのか?保証は?など、ユーザーにとって最も大切な信頼を勝ち取ることができなかったのです。

つまり、彼の営業マンとしての実力は大手メーカーの「ブランド」があってこそだったという訳です。

独立の際には、こうした「ブランド」がなくなることを念頭において、どうしたら補えるのだろうか?という視点を持つ必要があります。

BRAND

技術が優れていても経営やマーケティングを知らない人

起業する人の中には、専門分野の技術に優れた人や、営業マンやSEで大きな業績を残している人が多くいます。コンサルティングをしていて感じるのは、技術や実績が優れている人ほど、経営感覚がなくマーケティングの重要性を認識できていないということです。

いい物を作っていれば売れる。確かに物がよければ、購入したいという人は多いでしょう。けれど、その商品を知ってもらえなければ、誰の手にも届きません。

また、原価率や在庫の管理など資金効率を意識できなければ、会社はあっという間に傾いてしまいます。

制作や営業などを葉を見る業務だとすると、経営は森を見る業務であり、マーケティングは海を見る業務です。つまり、視点の置き方が全く違うのです。

そのため、企業では様々な仕事を分担して行います。例え勤めている時に大きな実績を上げていたとしても、それは周りのサポートがあったからこそ。

まずはそれまで学ばずに済んだ知識や技術がある事を認識しましょう。そして、自分たちが持っているものと欠けているものを客観的に整理して、欠けているものに関しては積極的に外部と連携をとり、自社のスキルアップをはかる意識が必要です。

マインドセットを切り替えよう!

起業に当たっては、それまでの自分の常識は通じなくなります。

マインドセットを「受け」の姿勢から「働きかける」方向に切り替えましょう!

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浅井 俊論
浅井 俊論 コンサルタント・投資家・リベル瞑想創始者
株式会社マスターズビレッジ代表取締役
元シンガー。 ボイストレーニングスクールと投資スクールのスタートアップに参加後、経営者のメンタル コンサルティングと物販事業を柱に起業。 ホールネス心理学をベースにした技術と独自の理論により、表面的に問題を取り除くのでは なく、問題の原因を探り解決に導くカウンセリングを得意とする。 心理学・精神世界を勉強する中で瞑想に興味を持ち、既存の瞑想では飽き足らずに独自のメ ソッドを構築。 起業から2年で自社以外に、2つのグループ会社を持つまでに成長させた経営者でもある。

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