速読 の メリット と デメリット がどのようなものか気になりますよね。
僕も実践者の一人です。もっと効率よく情報収集をしたい!と思って速読を学びました。
速読には「読む本の数が増える」「他のことをする時間を作れる」といったメリットがありますが、一方で「臨場感が伴わない」「ある程度の予備知識がないとできない」というデメリットも。
今回は、そんな速読のメリットとデメリットについて解説していきます。
速読 の メリット
速読には以下のメリットがあります。
・読む本の数が増える
・情報処理速度が上がる
・他のことをする時間を作れる
メリット 1.読む本の数が増える
速読で1番のメリットは、なんといっても「読む本の数が増える」ことです。
1冊の本を読むのに2時間かかる人と30分かかる人だと、同じ読書の時間でも4倍の本を読むことができます。
読める本の数が増えると、一つの知識について一冊から情報を得るのではなく、何冊かを読み比べて検証することができるので、その分知識の精度が上がっていきます。
また、ジャンルの幅を広げることもできるので、それだけたくさんの知識や考え方が身につきます。
メリット 2.情報の処理速度が上がる
2つ目のメリットが「情報の処理速度が上がること」です。
速読で本の内容を理解し、知識や教養として蓄えるためには「大量の情報を処理する力」が必要不可欠です。
といっても、特別なことをする必要はありません。
速読しようと意識するだけで、短時間で多くの情報を処理するように脳が働くため、自然と情報処理能力が鍛えられます。
また、情報の処理速度が上がることで、仕事・家庭・友人とのやり取りなど、タスクの処理速度も上がり、仕事がデキるようになるという副次的なメリットもあります。
メリット 3.他のことをする時間が作れる
3つ目は「他のことをする時間が作れる」ことです。
例えば、読書に2時間かけていた人が30分で読めるようになると、1時間半の余裕ができます。また、一つのタスクに掛かる時間が短くなることでも余裕が生まれます。
空いた時間で他の本を読めるのはもちろんのこと、家事や育児、自分の趣味などにあてることも可能になります。
速読 の デメリット
ただし、速読はメリットだけとは一概には言えず、
・臨場感が伴わない
・予備知識がないとできない
といったデメリットもあります。
デメリット 1.臨場感が伴わない
速読のデメリットとして「臨場感が伴わないこと」が挙げられます。
速読では、文章を画像として処理します。画像として処理することで処理速度を上げる訳ですが、これには臨場感や感情が伴いません。
したがって、世界観を楽しんだり感情を疑似体験する小説や漫画などにはあまり向いていないと言えます。
ムック本や解説書など、知識を取り入れるための本では速読モードに、小説や漫画などでは通常モードに切り替ることをオススメします。
デメリット 2.予備知識がないとできない
2つ目は「予備知識がないとできない」ことです。
自分にまったく予備知識がない本では、知らない専門用語を処理できず、未処理の情報が溜まっていくため内容を理解することが難しくなります。また、処理した内容が繋がらないため、記憶に定着しないといった現象が起こります。
速読を覚えたての方がよくやりがちなのが、よし!さっそく新しい知識を増やそう!と、知らない分野の本を買ってきて実践することです。そのため挫折してしまうことが多いのです。
すでにある程度の知識を持っている分野や、ベースになる本を一冊読んで知識の検証をする際には速読は大きな力を発揮します。
まとめ
速読には、情報の処理速度を上げ、効率よく情報を集めて時間的な余裕を作ることができるというメリットがある一方で、向いている分野と向いていない分野があります。
どういった目的で読むのかに合わせて、使い分けるようにしましょう。
また、速読というと「本」のイメージが強いと思いますが、キュレーションサイトから情報を収集したり、新聞や雑誌を読む際にも活用できます。
特にルーティーンとして読んでいる物ではその力が発揮されやすので、隙間時間が増えますよ!
速読と同じ様に脳を活性化させるものとして、速聴もおすすめします。合わせて読んでみてください。
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