ビジネス における ゴール設定 は、会社・事業・プロジェクト・ユニットなどのそれぞれに必要なものですが、その根幹となるのが会社のゴールです。
会社がなにを目指すのか。それによって事業のゴールが決まり、事業のゴールによってプロジェクトのゴールが決まり…と細分化されていきます。
仕事に楽しみを見出せずにいる方。あなたの会社のゴールは、あなたが共感できる物ですか?
日本では曖昧にされがちなゴール設定について、その必要性と考え方について話したいと思います。
ビジネス における ゴール設定 の必要性
起業する人に多いのが、ビジネスアイデアが固まりそれを形にする道筋がついたから起業するというパターンです。
もちろんこれでは失敗しますよというわけではないですが、販売戦略が立てられない、一つの商品がヒットしたとしても次が思いつかないなど、壁に当たる確率が高くなります。戦略を立てたりアイデアを考えるための基準がないからです。
その基準となるのが会社のゴール、つまり会社が目指す世界観です。
会社の ゴール設定 の考え方
会社のゴール設定は、アウトフレームに基づいて考えます。
どんな人たちと関わっていきたいか。どんな輪が広がったら楽しいか。そこから、会社を通してどのように社会に影響を与え、どんな未来を創造していきたいかと考えていきます。
ここでも、一番大切なのは楽しいという気持ちを優先することです。
立派である必要はありません。体裁を重視したゴールは、オープンに掲げたところでやがて廃れてしまいます。本当は、やりたくもないのだから。人に話してかっこいいことではなく、心からワクワクできる未来を思い描いてください。
あなたが一晩中でも語れるような、そんな未来像です。
そういうゴールの元には、そこに共感してくれる人たちが集まります。会社のメンバーはもちろん、顧客や、取引先、友人でさえも。
そして、そういう仲間と話をする内に新しいビジネスアイデアが生またり、新しい顧客像が見えて事業が広がっていくのです。
ビジネス における ゴール設定 の考え方
会社のゴールが決まると、そのためにどんな行動が必要かというミッションが必然的に見えてきます。
そしてそのミッションに沿って、どんなサービスが必要か、どんなマーケティングが必要かといった日々の業務を組み立てていきます。
そこで事業やプロジェクト、各チームなどのゴール設定をしていくわけですが、忘れてはいけないのがトップダウン方式であると言うことです。
会社のゴールに基づいて事業のゴールは設定し、事業のゴールに基づいてプロジェクトのゴールを設定します。セクションごとに単体で考えてしまうと、例えプロジェクトのゴールを達成したとしても事業のゴールには一歩も近づかないという結果を招きます。
特に大企業で働いている人ほどこの罠に陥りやすいです。
会社がどこを目指しているのか、なんのための事業なのかといった大きな枠を把握して、自分が担当しているセクションのゴール設定に落とし込んでいきましょう。
まとめ
ビジネスにおいては、まず会社のゴールありきです。起業アイデアが固まり、事業に対する意図が確認できたら、ゴール設定を行いましょう。
「自分が心からワクワクすることを基準にする」これを忘れないでください。
社に勤めている人は、自社のゴールをしっかりと把握し、そこにワクワクできるかという基準を持っていると、自分にとっての仕事の意味や価値が変わってきますよ。
↓↓↓LINEでは、記事やYouTubeのアップ情報をお届けしています。友だち追加して最新の投稿をチェック↓↓↓