速聴 は 効果なし ! という声もありますが、僕は情報収集する時によく活用しています。
色々とメリットの多い方法ですので、効果がないと感じている人はその原因を探ってみませんか?
ということで今回は、速聴のメリットと効果がないと感じる原因を改善策と合わせて解説していきます。
速聴 を 効果なし と感じる原因
速聴には効果がないと感じている場合、以下の原因が考えられます。
・集中できていない
・聞く速度が合っていない
・すぐに効果が出ると思っている
当てはまっていないか確認してみましょう。
原因1.集中できていない
1つ目は「集中できていない」ことです。
速聴は、聞いたことを素早く理解する必要があるため、流し聞きの状態だと情報の処理速度が追いつかず、内容が素通りしてしまいます。
通常の速度で聞く場合には、少しくらい聞き逃しても単語や前後の流れから内容を推測して補完することができますが、速聴の場合には推測して補完している間にもう次の話題に移っているため、理解できないことが積み上がってしまうのです。
また、速聴では単語単位での理解ではなく、全体的な流れから話の内容を理解していきます。
耳が慣れてくると、他のことをしていても聞き取ることができるようになりますが、初めのうちは聞くことに専念しましょう。
原因2.聞く速度が合っていない
2つ目は「聞く速度が合っていない」ことです。
どんなことでも、初めから効果を期待して負荷をかけすぎると、ストレスになり挫折してしまいます。聞いているうちに耳が慣れてくるだろうからと、内容が理解できない速度から初めても、耳が慣れる前につまらなくてやめてしまいます。
ギリギリ聞き取ることができる速度から初めて、慣れてきたら次の速度にと、徐々に上げていくようにしましょう。
原因3.すぐに効果が出ると思っている
3つ目は「すぐに効果が出ると思っている」ことです。もしかすると、これが1番多い原因かもしれません。
人によって速度を上げていける速さはまちまちですが、明日には倍速で聞けるようになっているなんてことはありません。
毎日少しずつを積み重ねていくことで、成長していきます。最近は大抵のデバイスで速度調整ができます。
何かを見るときや聞くときには、まず速度調整をするクセをつけましょう。
速聴 の 効果なし から脱却する メリット
速聴を始める目的としてまず考えるのが、短い時間で情報を得られるようになることだと思います。実際にこれはメリットの一つで、一つの情報を得るためにかかる時間が短くなるということは、それだけ多くの情報に触れられるようになるので、思考の幅も広がっていきます。
また、2倍速以上の速度が聞き取れるようになると、通常の会話(1倍速)が遅く感じられるようになります。そうすると、情報処理に使われる脳のリソースが今までよりも少なくなるので、話を聴きながら考えたり、先の会話を予測しながら事前に対応策を練るということができるようになります。
所謂「頭の回転が早い」状態ですね。つまり、仕事の効率が上がったり、アイデアが閃きやすくなったり、判断力が上がることにも繋がるということです。
これは前頭葉が刺激される結果でもあります。前頭葉は、思考・想像・判断などを司っていて、「頭がいい」「回転が早い」とされている人ほど前頭葉が発達しています。
「脳トレ」で有名な川島教授の共同研究では、被験者に文章問題を1倍、1.5倍、2倍、2.5倍の速さで聴かせて脳の活性化を測定したところ、速聴時のほうが前頭葉が活性化するという結果が得られたそうです。
速聴は場所を選ばずにできるので、移動中や散歩中など時間を複線で使えるというのもメリットではないでしょうか。
最近では、朝活をされている方も多いと思いますが、普段の朝活に「速聴」を加えることで、情報をインプットできて一石二鳥ですよ。
川島教授の共同研究参考:http://www.ssigrp.com/book/archives/sec0a_intro/index.html
まとめ
速聴には効果がないと感じている場合、集中できていない、聞く速度が合っていない、すぐに効果が出ると思っているなどの原因が考えられます。
当てはまるものがあれば、改善策を試してみてください。
仕事の上でも生活の上でも、情報は自由度を広げる糧になります。たくさんの情報に触れることで、選択肢の幅が格段に広がっていくので、続けていきましょう。
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