起業アイデア を見つけるためのステップとして、起業ネタがない!?自分らしく生きるための起業アイデアの見つけ方1では、まずなんのために起業するのか、そして次にアウトフレームを考えていくことについてお伝えしました。
今回はもう少し具体的に、アイデアを掘り下げていく方法について話していきたいと思います。
ステップ3 ターゲットを決める
アウトフレームが決まったら、自分のビジネスは誰に向けて何を提供するのかを考えていきます。人は「課題」があって、その「解決」を求めるからこそ、そこにお金を支払います。
自分が一緒にいたいと思う人たちはどんな悩みを持っているのか、今の生活のどんな部分に不便さを感じているのか、家族や友人も含めて考えてみましょう。課題を見つけたら、その課題が本当に顧客にとっての課題なのかを検証します。
すでに課題を解決するサービスが存在しているケースもありますし、自分には課題に見えてもターゲットとする人は課題と感じていないかもしれません。アンケートや悩み相談会などを行ってもいいですし、すでに技術として持っているものなら体験会などを行うのも一つの方法です。
次にその課題を感じている人がどんな人かを分析します。
性別、年齢、住んでいる場所、勤務先、家族構成など、具体的であればあるほど、ビジネスアイデアをより明確にすることができます。ターゲットが何を考え、感じているのか、何を望んでいるのか、生活環境や交友関係、周囲に対する振る舞い、何を必要としているかを詳細に書き出していきます。
ステップ4 コンセプトを決める
困っている人の課題を解決するすばらしいアイデアを思いついたとしても、そのアイデアが困っている人に届かなければ、ビジネスは成り立ちません。
何をしてくれるのかわからない人に「なんだかよくわからないけどお願いします」とは言いませんよね?
したがって、ターゲットの心に響き、選ばれるためのコンセプト作りが重要になります。まずはビジネスアイデアを一言で表現してみましょう。
次に、誰のためのビジネスなのか、何を変えるサービスなのか、なぜ他者ではなくあなたを選ぶ必要があるのかをあげていきます。この時、今がどのような時代だからこのサービスを提供するのだという時代背景も盛り込むことができれば、コンセプトはさらに鮮やかになります。
ポイントは、できるだけ簡潔にすること。伝えたい情報がたくさんあるのはわかります。けれど、情報が多すぎると一つ一つにフォーカスが当たらなくなり、返って全体的にぼやっとした印象になってしまうのです。
起業アイデア を形にしていく上での注意点
ここで忘れないで欲しいのが、ターゲットやコンセプトがアウトフレームに沿っているか、という点です。
一つの項目について深く掘り下げて行くとき、目の前の情報に捕らわれて少しずつ道がずれていってしまう事があります。この方が儲かる、こっちの方が需要が高そうだ、と路線を変更していくと、最終的にたどりつくところは全く異なった場所になってしまいます。
もちろん、起業の準備を進めていったりビジネスを展開していく中で、そもそもの理由が変化することはあります。
行動に伴って変化することと、情報に振り回されて変化することは違うということを理解しておきましょう。
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